北海道函館市にあるタナカ冷機工業は、1982年に創業されて以降、冷凍・冷蔵・凍結・解凍の装置を設計施工している会社です。ここでは、タナカ冷機工業の解凍機と、会社の特徴を解説しています。
引⽤元:タナカ冷機工業公式HP(http://www.tanaka-reiki.com/)
タナカ冷機工業の解凍機は、クールミスト(低温蒸気)で解凍しています。蒸気が水になるときの熱エネルギーを利用して、解凍を促進させる方法を採用しています。解凍原料の表面に水蒸気が付着し蒸発して霧になる状態を繰り返し、食品の中心の温度が上がっていくのです。任意に設定された温度まで解凍運転が行われ、解凍後は鮮度を保つための締め冷却・保冷が自動で切り替わります。
タナカ冷機工業の解凍機は、低温蒸気温度を5~15℃の範囲で、食材に合わせて任意で変えられます。解凍・冷蔵設定に関しては、液晶モニターでタッチ操作が可能なため、初めて解凍機を導入する人でも困らないでしょう。予約運転も可能で、指定した日時に解凍品を使える状態にしておけるのが魅力的です。解凍時間は食材によるものの、10~15時間はかかるため、スタッフのいない夜間の時間帯に稼働させておけば、翌朝にはすぐに調理に取り掛かれます。
タナカ冷機工業の解凍機は、運転設定とトレンドグラフを稼働時に帳票・日報にできます。取り出したデータは、タッチパネル内にあるメモリに保存されます。保存されたデータは、メモリーカードもしくはUSBケーブルがあればPCに取り込めます。日々の温度管理が楽になるので、負担を軽減できるでしょう。
タナカ冷機工業の解凍機は、入庫量5,000kgだと解凍・冷蔵保管の1回あたりのコストは2,800円前後です。月25日稼働した場合は解凍・冷凍保管で7万円前後、年間300日稼働したケースでは84万円前後がかかります。省エネの解凍装置を使っているので、流水解凍方式や浸漬解凍方式に比べてコストを抑えて運用ができます。
Web上に、導入事例に関する情報はありませんでした。
タナカ冷機工業の業務用解凍機を導入するにあたって、どの解凍方法が適しているのか明確にすることをお勧めします。その解決ができる機能を有している解凍機を探してみましょう。
どのメーカーの解凍機が用途に合っているか、製品の特長を解凍方法別に比較をしてみましょう。
「ピークタイムに急な解凍作業が追いつかず、調理スタッフが現場で混乱してしまう」「解凍ムラによって食材の品質が低下し、クレームにつながる」といった問題は、多くの法人企業様が直面している課題ではないでしょうか。これらを解決し、作業効率を飛躍的に向上させながら、食材の鮮度・食感をしっかり維持して短時間で解凍できるのが最新の業務用解凍機です。導入によりオペレーションの円滑化や顧客満足度の向上はもちろん、スタッフの負担軽減など、多方面にわたるメリットが期待できます。
引用元:フジ技研工業公式HP
https://www.fujigiken.net/thawing
特徴
解凍方法
低温高湿解凍
冷たい湿気で鮮度と食感を保持
引用元:プロトンエンジニアリング公式HP
https://proton-eng.co.jp/
特徴
解凍方法
プロトン解凍
磁場と電場で細胞を守り品質維持
引用元:明治機械公式HP
https://www.meiji-kikai.co.jp/microwave/
特徴
解凍方法
マイクロ波解凍
マイクロ波で素早く均一に解凍