ここでは、解凍機を扱っている各メーカーの特色をご紹介します。解凍機といっても色々な解凍方法・対応容量があるので、希望条件を満たすものを見つけてみてください。
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企業名 | 完了温度(解凍温度) | 解凍時間 | 解凍機の製品数 | 導入実績数 | |
---|---|---|---|---|---|
Hermasa | 低温高湿解凍機 | - | - | 1 | - |
VEMAG | - | - | - | 1 | - |
エムケーエンジニアリング | 高電圧ジェットノズルエアーバブル | - | - | 4 | - |
エレクトロラックス プロフェッショナルジャパン |
流水解凍機 | - | - | 1 | - |
サーモ・テック | 電気式解凍機 | 10度 | - | 1 | - |
サンセイ冷熱 | FSC方式解凍機 | 3~15度 | - | 1 | 1 |
サンテツ技研 | 高電圧解凍機 | - | 一晩 | 3 | 5 |
スマート ハンドレッド |
高電圧解凍機 | - | 約8分 | 1 | - |
ダイキンアプライドシステムズ | 電気ヒーター | -5℃~+8℃ | - | 1 | - |
タイヨー製作所 | 低温高湿解凍機 | -1℃以下 | - | 9 | - |
ダイレクトアールエフ | 無線技術を利用 | - | 15分(量不明) | 1 | - |
タナカ冷機工業 | 低温高湿解凍機 | - | 8~15時間 | 5 | 61 |
ツネザワ | 高電圧解凍機 | - | - | 2 | - |
ネスター | 高周波解凍機 | -8℃~-1℃ | 約20分~約37分 | 1 | 7 |
パナソニック | 高電圧解凍機 | 芯温-1度 | 約5時間20分 | 2 | - |
フードテクノ エンジニアリング |
低温高湿解凍機 | - | - | 1 | - |
フクシマガリレイ | 流水解凍機 | - | 45分 | 7 | - |
フジ技研工業 | 低温高湿解凍機 | ~0℃、+1℃ | - | 8(15) | 32 |
フリーザーシステム | - | - | - | - | - |
プロトン エンジニアリング |
低温高湿解凍機 | - | - | 1 | 7 |
ワタナベフードソリューション | 電子エネルギー | - | - | 3 | - |
三浦工業 | 低温高湿解凍機 | - | 20分~150分 | 3 | - |
三菱電機 冷熱プラント |
低温高湿解凍機 | ~0℃ | 4時間 | 6 | - |
伸洋産業 | 流水解凍機 | 水中解凍機: 芯温-2℃ 小型卓上回転解凍機: 芯温0℃~3℃ |
水中解凍機:2分 小型卓上回転解凍機:15分 |
2 | - |
共生テクノス | 流水解凍機 | 1℃ | - | 2 | - |
前川製作所 | 低温高湿解凍機 | - | - | 3 | - |
北日本ボイラ | 高電圧真空蒸気解凍機 | - | - | 1 | - |
北沢産業株式会社 | マイクロ波解凍機 | - | - | 6 | - |
山本ビニター | 高周波解凍機 | -2℃~-5℃の 半解凍状態 |
5分~30分 | 13 | - |
新星冷蔵工業 | 高電圧解凍機 | ~0℃ | 5~8時間 | 10 | - |
日本ハイコム | 高周波解凍機 | -5℃~-1℃ | 4分30秒~5分 | 12 | 20 |
日本洗浄機株式会社 | 無沸騰噴流解凍機 | - | 180g×4 25秒 | 2 | - |
明治機械 | 高周波解凍機 | - | MIP 3 超小型バッチタイプ 解凍機:1分 | 5 | - |
東京食品機械株式会社 | 低温高湿解凍機 | - | - | 1 | - |
東芝ライフスタイル | マイクロ波加熱真空昇華冷却 | 60℃~-18℃ | 5㎏の-30度まぐろ約40分 | 1 | - |
株式会社エムエイティ | 真空低温高湿解凍機 | - | - | 12 | - |
株式会社ゼロから | 新液体解凍式解凍機 | - | 30kg/h(5kg/10分) | 2 | - |
直本工業 | 低温高湿解凍機 | - | 20秒 | 1 | - |
米田工機 | - | - | - | - | - |
細田工業 | 流水解凍機 | - | 約30分 | 4 | - |
菱豊フリーズ システムズ |
低温高湿解凍機 | -20℃~0℃ | - | 4 | - |
ホシザキ | 真空マイクロ波解凍機 | - | 約37分 | 1 | - |
※「-」はHP上に記載がなかったものを指します。
温風で解凍させる解凍機を扱っている会社で、あらかじめ設定した温度・時間により段階的に庫内の温度を下げていきます。
スペインの Hermasa (エルマサ)は、缶詰機械の製造業者として知られています。このHermasa (エルマサ)は、スチーム解凍機を販売しています。魚へのこだわりから開発されたスチーム解凍機は、魚関係だけなく、食品産業にも普及しています。
流水解凍機を扱っており、小型・大型どちらも取り揃えています。水循環方式を採用しているので、水道代も抑えられます。
高電圧静電誘導エネルギーを使った解凍機を販売しています。加熱せずに解凍できるので、食材の細胞を破壊するリスクを下げられます。
同社が手掛ける解凍機は、2種類の二次冷媒を使って解凍から保管まで行っています。ニーズに合わせ、コンパクト・ワイド・特注を扱っています。
水中解凍機を扱っており、魚介類・肉類の解凍ができます。ブロックには対応していませんが、厚み1cmの肉なら1~2分で解凍可能です。
除菌解凍機の販売をしています。庫内を低温・高湿に保つことでドリップの少ない解凍ができます。海外にも納品した実績を持っています。
クールミストで魚類を解凍できる解凍機を販売しています。予約運転が可能なので、退勤後に稼働ができます。
静電気解凍機を販売しています。冷凍食品に微弱な静電気を流して、食感・見た目を保ちます。加工場に合わせて制作も可能です。
冷凍麺解凍機を扱っていて、麺を20秒で解凍できます。麺専用なので他は解凍できませんが、解凍ムラが起こりにくくなっています。
マイクロ波・熱風循環方式で、食材を解凍できる解凍機を販売しています。使う分だけ急速解凍できるので、保管庫を置くスペースがなくても安心です。
真空マイクロ波解凍機は、5段階のコースが設定されており、食材に合わせて温度を変えて解凍できます。細胞破壊を抑えて解凍します。
電子レンジとしても使える、マイクロウェーブ方式の解凍機を販売しています。素早く一気に解凍するので、変色が進む温度帯を通過します。
温度を段階的に下げていく解凍機、丸洗いできる解凍機、ヒートポンプを利用した大量解凍ができる解凍機など、複数種類取り扱っています。
低温高湿ミストシステムで、連続して庫内にミストを送り続けられる解凍機を手掛けています。低温の水蒸気で一定に解凍できます。
マイナスイオン・遠赤外線を利用した解凍機を販売しています。庫内の温度をコントロールして品質を保ったまま解凍が可能になっています。
低温高湿方式を採用した解凍機を扱っており、半解凍・全解凍はニーズに合わせて調整しています。扱いやすい解凍具合にすると、作業工程を省けるでしょう。
ドイツのVEMAG(フェマーク)は、肉類やソーセージ製造の現場で使用されるプラントシステムを開発しています。VEMAGでは、燻煙式の解凍機を販売。品質にこだわるドイツの食品工場で培われたシステムは世界中の食品企業に拡大しています。
流水解凍機を販売していて、魚介類の解凍ができます。水の中で解凍された食材は、流れに乗って次々と排出されます。
低温高湿の解凍機を制作しており、熱源はヒーター・ヒートポンプ・ボイラーの中から好きなものを選べます。
三浦工業は、真空蒸気解凍という独自技術を用いた低温高湿度解凍機の製造販売を手がけるメーカーです。
熱伝導率の高い真空状態の解凍庫で、熱が均一に伝わる飽和蒸気によって食品を解凍することで、高速かつムラがほとんどない解凍が可能になります。
三菱電機冷熱プラントが手がける低温高湿度解凍機「ハイブリッド・デフロスター」は、相対温度がほぼ100%のスーパーヒート水蒸気によるムラのない解凍が特徴的です。
顕熱だけでなく凝縮潜熱を利用することで、短時間でもムラのない解凍を実現しています。
明治機械は、周波数915MHzのマイクロ波によって取扱い品の内部まで十分に熱が伝わる解凍機「MIPシリーズ」の販売を手がけています。
製品によって時間あたりの解凍能力は様々で、最大1時間当たり15.4tの解凍能力を持つ解凍機まで取り揃えています。
山本ビニターは、内部加熱方式を採用した高周波解凍機「テンパトロン」の製造販売を手がけています。
高周波を利用して取扱い品の内部から熱を起こすテンパトロンは、取扱い品にキズ等をつけず旨みや鮮度を保って解凍できるため、肉類や魚介類をはじめとして様々な食品の解凍に活用されています。
菱豊フリーズシステムズの業務用解凍機「プロトン」は、低温蒸気が凝縮する際に発生する潜熱を利用したスピーディな解凍が特徴的です。
さらに、解凍時にドリップが発生しにくい仕組みになっているため、冷凍食品の旨みを損なうことなく解凍が可能です。
米田工機は、マイナス35℃の液体を用いた急速液体凍結機「リジョイス」の製造販売を手がけるメーカーです。
導入先の作業環境やニーズに合わせて様々なラインナップがあり、大型機や連続機は特注製造にも対応しているため、精肉業者や弁当業者をはじめとして様々な食品加工業者への納入実績を持ちます。
フードテクノエンジニアリングの「サイドサテライトシステム解凍庫」は、解凍時に生じるドリップを抑制し、品質の高い解凍を実現します。また、タッチパネルで操作できる高い機能性を有し、清潔な衛生環境を維持できる解凍機です。
スマートハンドレッドの「スマート解凍」は、電磁波による迅速な解凍で、均質に品質を落とすことはありません。部分煮えやドリップも発生せず、産地直送の水産物に適しています。物流に変革をもたらす特許技術に基づく解凍機です。
ワタナベフードソリューションは、電子エネルギーで食品企業のソリューションに取り組んでいる企業です。食品工場のハードとソフトを設計しています。解凍機の導入で、ドリップを発生させず、高品質に仕上げます。
ダイキンアプライドシステムズは、空気と熱の専門技術で、生産工場をサポートしています。冷熱や空調技術で生産環境を整備し、企業の生産性の向上に取り組んでいます。また、設計・施行からアフターサービスまで自社グループで取り組んでいるので、万が一の時でも相談にのってくれるでしょう。
サーモ・テックは、食品企業の顧客満足度100%を目指し、解凍機、凍結装置などを導入しています。また、環境技術に強みを持ち、工場の粉塵、臭気、油煙の対策にも取り組んでいます。
厨房機器の設計から製造、販売等を行っている企業。流水解凍より10倍速く解凍できる新しい液体解凍方式による解凍機を販売しています。
食品の包装資材や調理加工現場の衛生用品などを手掛けているメーカー。解凍に水を使用しない解凍タンブラーという解凍機を取り扱っています。
自動調理器や洗浄機の開発、製造販売を中心に全国で事業を展開。冷凍麺専用のさまざまなタイプの解凍機を取り揃えています。
2023年7月に東京食品機械からムルチバック・ジャパンに社名を変更。ドイツの食品加工機械メーカーVETEC社の解凍機の販売代理店です。
食品加工機器や業務用厨房機器の総合商社。専門食材に特化した解凍機から冷凍食品全般に使用できるタイプまで幅広い製品があります。
多くの飲食店や食品工場などに厨房機器を提供しているホシザキ。そんなホシザキの解凍機はハイブリッド解凍方式により素早く美味しさを再現することが可能です。収益改善にも繋がるなどさまざまな効果が期待出来ます。
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