業務用解凍機の使用において、特にケーキなどの菓子類を解凍する際のポイントや注意点、さらにケーキに適した解凍機を取り扱うメーカーをまとめて紹介します。
ケーキなどの菓子類を解凍する上では、低音でゆっくりと解凍することが肝心です。
一般家庭の場合は冷蔵庫で数時間置いておくと、凍結したケーキと0℃近い冷蔵庫内の空気との温度差でじっくりと解凍できます。
低温でゆっくりと解凍する理由は、ケーキ本来の食感を残しておくため、またケーキ表面のクリームなどが溶けてしまわないようにするためです。
ケーキ類を解凍する上で絶対に避けたいのが、常温による自然解凍。基本的に、ケーキは冷蔵保管が必要な食品です。
そのため、解凍するために常温放置していたつもりが、時間が経ちすぎてクリームが溶けてしまい、ケーキの食感も残らないという事態に陥りかねません。
高音の熱を用いた解凍方法はもってのほか。ケーキは必ず低温で解凍しましょう。
日本ハイコムの食品用マイクロ波解凍機は、独自開発の温度制御システムによって仕上がり時の温度を自由に設定可能です。
解凍後も食品本来の風味や食感を維持できるため、肉類や魚類などの生鮮食品をはじめ野菜類やパン類、バターやマーガリンまで多種多様な食品の解凍に向いています。
解凍スピードも優れており、従来2日間かかっていたバターの解凍を5分で済ませることが可能です。
パナソニックが製造販売するマイクロ波解凍機「NE-DF32」は、デザート類から素材まで33通りの解凍メニューが標準装備されており、仕上がり温度なども選んで解凍できます。
マイクロ波解凍なので短時間での解凍が可能なだけでなく、解凍後も食品の旨みや風味が損なわれな点が大きな魅力です。
また、NE-DF32は供給電力に関して50Hzと60Hzの両方に対応しているため、全国どこでも導入しやすい点も特徴。
全国展開するチェーン店などが複数店舗で一斉導入するケースなどにおすすめの解凍機と言えます。
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食材別に見る業務用解凍機「ピークタイムに急な解凍作業が追いつかず、調理スタッフが現場で混乱してしまう」「解凍ムラによって食材の品質が低下し、クレームにつながる」といった問題は、多くの法人企業様が直面している課題ではないでしょうか。これらを解決し、作業効率を飛躍的に向上させながら、食材の鮮度・食感をしっかり維持して短時間で解凍できるのが最新の業務用解凍機です。導入によりオペレーションの円滑化や顧客満足度の向上はもちろん、スタッフの負担軽減など、多方面にわたるメリットが期待できます。
引用元:フジ技研工業公式HP
https://www.fujigiken.net/thawing
特徴
解凍方法
低温高湿解凍
冷たい湿気で鮮度と食感を保持
引用元:プロトンエンジニアリング公式HP
https://proton-eng.co.jp/
特徴
解凍方法
プロトン解凍
磁場と電場で細胞を守り品質維持
引用元:明治機械公式HP
https://www.meiji-kikai.co.jp/microwave/
特徴
解凍方法
マイクロ波解凍
マイクロ波で素早く均一に解凍