お正月や節分などで活躍する餅ですが、食べ切れずに賞味期限を迎えてしまうといったケースが多いのではないでしょうか。ここでは餅を長持ちさせる方法とポイントについて紹介します。
餅は冷凍保存しても問題ありません。冷凍保存することで長期的に保存することができ、品質を落とさずに食べることが可能です。
餅は一度封を開けてしまうと冷蔵保存で2週間程度といわれていますが、冷凍保存することで6ヶ月程度まで保存期間を伸ばせます。そのため、大量に余ってしまった餅は冷凍保存することで無駄なく使用することができます。
餅を冷凍保存することで、品質が変わることはありません。劣化することもほとんどないため、解凍後は餅本来の食感と味を楽しむことができます。
餅を冷凍する前に、賞味期限と保存期限、カビ発生のリスクなどポイントをいくつか押さえておくことが大切です。
餅を冷凍する前に、必ず賞味期限や保存期限を確認しましょう。市販の餅は外袋と個包装を組み合わせて販売しているものが多いです。個包装から取り出さなければ、わざわざ冷凍保存しなくても賞味期限は長く設定されています。
個包装から取り出した餅や、個包装されていないものについては、冷凍保存するようにしましょう。その際は賞味期限と保存期限を事前に確認してください。
カビは酸素と温度、水分などの条件で発生するといわれています。そのため、開封したまま餅を保存する、湿気が多い場所で保存するのはNGです。
冷凍庫で保存する際も、ジップ付きの袋やタッパーなどの容器に移してから保存するようにしましょう。
餅は解凍しなくてもそのまま調理に使用することが可能ですが、自然解凍や柔らかくする方法があります。好みに合わせて解凍方法を選ぶとよいでしょう。
自然解凍する場合は、餅を冷蔵庫に移して数時間おくだけで問題ありません。解凍されたらそのまま調理することが可能です。
電子レンジを活用すれば、自然解凍よりも早く解凍させることができます。その際はオーブン用シートを耐熱皿の上に敷き、水にくぐらせた餅を載せて電子レンジで温めましょう。
500Wで45秒〜1分、ラップをかけずに行います。解凍後は餅が柔らかくなり、美味しく食べることができます。
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